登山者の皆様へ コロナウィルス感染予防のためのお願い
登山者の皆様へ コロナウィルス感染予防のためのお願い
1、感染者が多数確認されている地域にお住まいの方へ
東京都並びに近県の感染者が多数確認されている地域では感染症予防対策として不要不急の外出について自粛が要請されています。
今回のコロナウィルスは、若年、壮年層に感染自覚がない、感染しても無症状の事例が多数発生しています。そして感染源がトレースできない感染者が多数発生している状況では、それぞれが感染者と接触している可能性があることを考慮しておくべきでしょう。
登山者が無症状の感染者である場合、感染の媒介者となる可能性があること、感染者が少ない山間地域で登山を行なうことは、広く移動経路の他地域、山間地域、他者に感染機会を与えるリスクがあることを認識し、自粛することが望まれます。
2、登山に伴う感染症罹患リスクと対応について
登山のための公共交通機関を利用した移動、自家用車のグループ乗り合い、また山小屋や食堂の利用、テントのグループ利用でも感染の恐れがあります。
山小屋がウィルス対策でどのような対応を取っているか、以下の山歩みちで情報が発信されています。
https://3pomichi.com/3242?fbclid=IwAR3Cmg25VNVfH9cK5efz4iPT5qtbNaSDKBv-c5et_FXMwUg0KV-x8XKF4FE
積雪、残雪期の特に雪深い地域の山小屋は基本的に密閉空間です。各山小屋では密集とならないよう、個室利用とする、利用定員を減らすなどのさまざまな努力をされています。
利用者も手洗いや咳エチケットのためのマスク着用が望まれます。また咳がでる、体調不良の場合は山行を控えるべきでしょう。
なお、移動に公共交通機関ではなく、自家用車を利用した場合でも車は密閉空間なので家族以外と行動を共にする場合の乗り合わせは避けた方が賢明でしょう。
同様にテントも密閉空間であること、合宿等での複数メンバーでのテント利用もしばらくの間は控えた方が賢明と考えます。