講習会参加に向けたワクチン接種奨励と参加時の感染予防対策について

講習会参加に向けたワクチン接種奨励と参加時の感染予防対策について

                                                    令和3年10月15日

                                             公益社団法人 東京都山岳連盟

受講生と受講を希望する皆様へ

コロナ禍の収束までにはまだ日にちが必要です。ワクチン接種が一層進むこと、また有効な治療薬の開発が待たれます。

さて、都岳連は、講習会に携わる講師・スタッフにはワクチン接種を推奨しています。これはワクチンを接種することで、講師・スタッフの発症リスクを抑えることが受講生の皆様の安全と安心のために必須と考えているからです。 また、受講生の皆様にも、できるだけワクチン接種をした上で講習会に参加くださるようお願いいたします。 ワクチン接種によって、発症するリスク、また、発症した場合でも重症化を防ぐことができるとされています。

山行中の発症は山小屋や交通機関などの現地施設、山岳救急体制や医療機関などに大きな負荷をかけることになります。ワクチン接種によってこうした負荷をかける事態を防ぐことが期待できます。

なお、今後再び感染状況が悪化し、医療体制のひっ迫や緊急事態宣言が出るような事態になれば、ワクチン接種済であることやPCR検査などでの陰性の証明を講習会参加の条件とさせていただくこともあります。

皆様のご理解とご協力を謹んでお願いいたします。

山行中のマスク着用、手指の消毒について

講習会に参加する際は、マスクを用意のうえ、ご参加ください。山行中も以下を原則として必要な時にはマスクを着用、また手指消毒などを行なってください。

(1)登山道の歩行中はマスクを着用しなくても良いが、2m程度の間隔をあけること。またすれ違いや必要な時にはすぐ着用できるようにしておくこと

(2)休憩時の特に会話を行なう場合はマスクを着用すること

(3)岩登り講習など、テラスで接近して行動せざるを得ない場合はマスクを着用する

(4)登山道上の必ず通過者が使う鎖やホールドなどを触ったあと、公衆トイレなどを利用したあとなどの手指の消毒を奨励する

*登山中の手指消毒には携行用のアルコールなどの準備をお願いします

また手指で顔などを触った場合は合わせて消毒を行なってください

なお、不特定多数が行き交う公共の場ではマスク着用が必須ですが、貸し切りバスの中でもマスク着用をお願いします。またマスク着用、非着用に関わらず、行動中はもちろん、休憩時や山小屋などでも、大声での会話、近接しての会話はお控えください。また山小屋内では、山小屋の感染症対策を順守してください。

感染予防の観点からは、布マスクやウレタンマスクではなく、不織布マスクの利用を奨励いたしします。以上、安全で安心な講習会とするために、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

新型コロナウィルス感染症の感染や発症の状況が今後どのように推移していくかは、いまだ誰にもわかりません。都岳連メンバーは常に危機意識を持ち、感染予防対策をとりながら、事業に当たって参ります。

関連資料

スポーツイベントの再開に向けた感染拡大予防ガイドライン(関係部分のみ抜粋)

令 和 2 年 5 月 1 4 日

(令 和 2 年 5 月 2 9 日 改 訂)

(令 和 2 年 1 0 月 2 日 改 訂)

(令 和 3 年 2 月 1 5 日 改 訂)

公 益 財 団 法 人 日 本 ス ポ ー ツ 協 会

公益財団法人日本障がい者スポーツ協会

2)マスク等の準備 スポーツイベントの主催者は、参加者がマスクを準備しているか確認することが必要です。 感染リスクが高まる「5つの場面」には「マスクなしでの会話」が含まれてい ることからも、受付、着替え、表彰式等の運動・スポーツを行っていない間、特 に会話する時には、マスクの着用を求めることが考えられます。なお、観客のマ スクの着用については、

5)観客の管理」を参照してください。 一方、運動・スポーツ中のマスクの着用は参加者等の判断によるもの(※)と するものの、運動強度が高いと考えられる運動・スポーツについては、マスクを 着用することにより十分な呼吸ができずに人体に悪影響を与える可能性がある ことを踏まえ、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)を確保できる場合 には、マスクを外すよう注意を促すことが必要です。 また、気温・湿度が高い中でマスクを着用する際も、熱中症のリスクが高くな るおそれがありますので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)を確保 できる場合には、マスクを外すよう注意を促すことが必要です。厚生労働省から 「『新しい生活様式』における熱中症予防行動のポイント」が示されております ので、そちらも参考にしてください。 なお、上記の事情等により、マスクを着用しない場合は、会話を控え、咳エチ ケットを徹底するように注意を促すことが必要です。 (※)マスクを着用して運動やスポーツを行った場合、十分な呼吸ができず人体に悪影響 を及ぼす可能性があることや、熱放散が妨げられることで熱中症のリスクが高くな ることを周知すること。また、息苦しさを感じた時はすぐにマスクを外すことや休 憩を取る等、無理をしないことについても周知すること。

2)マスク等の準備 スポーツイベントの主催者は、参加者がマスクを準備しているか確認すること が必要です。 なお、運動・スポーツ中のマスクの着用は参加者等の判断によるもの(※)と するものの、参加の受付、着替え、表彰式等の運動・スポーツを行っていない間、 特に会話する時には、マスクの着用を求めることが考えられます。 (※)マスク(特に外気を取り込みにくいN95 などのマスク)を着用して運動やスポー ツを行った場合、十分な呼吸ができず人体に影響を及ぼす可能性があることに留意 するとともに、適宜周知することに配慮すること。