山岳写真教室「厳冬の横手山で撮る」(2023年1月)参加者が撮影した写真を紹介します
2023年1月28~29日に山岳写真教室「厳冬の横手山で撮る」が開催されました。今回は厳冬の志賀高原を舞台に、塩田講師の指導の下、雪と氷の世界を新たな視点から撮ることができたようです。前回に引き続き、参加者が撮影した写真の中から特に印象的なものを紹介させていただきます。
「朝仕事」(M.I.様)
◎逆光を上手く使った作品です。人物のシルエットと雪煙を上手く取り入れた事で朝の臨場感を引き出し、全体的にドラマチックに仕上がりました。(塩田)
「white mountain」 (M.K.様)
◎雲の中に山が浮かび上がった一瞬をとらえた作品です。縦構図で撮影する事で奥行きが生まれました。シャッターチャンスをうまく活かしています。(塩田)
「太陽」 (T.M.様)
◎消失点効果を使った作品に仕上がりました。全体の2/3に雲を入れた事でダイナミックな雲の動きが表現できています。(塩田)
「青と白」 (S.T.様)
◎シンプルですが全体的に纏まっている作品です。空のグラデーションが印象的です。樹氷の切り取り方も素晴らしいです。(塩田)
「北海道っぽい(しましま)」 (C.A.様)
◎着眼点が素晴らしいです。圧雪車の跡をローアングルで撮影したことで、構図に流れを作りました。立体感ある作品に仕上がりました。(塩田)
「冷たい窓」 (R.O.様)
◎沢山ある窓霜から一部を上手く切り取った作品です。背景を青くしたことで白い窓霜を浮かび上がらせています。更に周りを黒くしたことで画面を引き締めています。(塩田)
「冬はつとめて」 (M.H.様)
◎やわらかい朝焼けの光と樹氷が対比してとても面白い作品に仕上がりました。童話の世界に出てきそうな色合いの作品です。(塩田)
「きぼうのひかり」 (T.F.様)
◎太陽を入れ、風に舞う雪を上手く捉えた作品になりました。手前に木を入れたことで奥の山並みが引き立ちました。(塩田)
「横手山の朝」 (K.M.様)
◎二分割構図ですが雲を入れたことで面白味が出た作品です。手前の樹氷から奥の雲海へ、奥行きある流れが表現できています。(塩田)
「厳冬の横手山で撮る」、楽しんでいただけたようです。次回の山岳写真教室も是非ご参加下さい。