山岳写真教室「尾瀬で秋を撮る」(2023年10月)参加者が撮影した写真を紹介します
2023年10月14~15日に山岳写真教室「尾瀬で秋を撮る」が開催されました。今回は錦秋の尾瀬ヶ原を舞台に、塩田講師の指導の下、高層湿原ならではの風景を新たな視点から撮ることができたようです。前回に引き続き、参加者が撮影した写真の中から特に印象的なものを紹介させていただきます。
「雨に歌うヒツジグサ」(N.B.様)
◎水面に跳ねる水しぶきがタイミングよく撮影されています。手前の王冠が特に素晴らしいです。(塩田)
「尾瀬にかかる雲」 (M.I.様)
◎燧ケ岳と大空に広がる雲のバランスが絶妙です。素晴らしい着眼点です。(塩田)
「木々の色づき」 (Y.U.様)
◎白く輝くダケカンバの幹に陽があたり、リズム感が出ています。背景の黒い影が立体感を増し、前景と後景の奥行き感を出せています。(塩田)
「ヒツジグサ」 (M.K.様)
◎水面を黒く落としたことによりヒツジグサの緑色が映えました。ヒツジグサの位置・バランスも良いです。(塩田)
「星ヶ原」 (S.H.様)
◎星空に雲を入れた事で、単純な星景写真とは異なり見てて飽きない写真に仕上がりました。(塩田)
「秋の逆さ燧ケ岳」 (S.T.様)
◎木道を歩く登山者と燧ケ岳を入れた事で、山の大きさが表現できています。登山者のザックの赤い色がアクセントになっています。(塩田)
「水鏡(みずかがみ)」 (T.S.様)
◎水面に映る雲がアクセントになり構図の単純化を防いでいます。色のバランスが絶妙です。(塩田)
「尾瀬秋映」 (S.K.様)
◎撮影者の影を敢えて入れた事により、前景が浮き出てきました。方向性が強調され、登山者と影がアクセントになり作品に面白味が出ています。(塩田)
「不思議雲の下、あと少し。」 (C.A.様)
◎木道と白いザックの登山者を入れた事で、ダケカンバの白い幹とのバランスが良いです。シャッターチャンスを生かした写真です。(塩田)
「秋雨の尾瀬」 (K.M.様)
◎窓枠を額縁に例え、絵画のように仕上がりました。アイディアが詰まった作品です。(塩田)
「Flic-Floc」 (T.F.様)
◎躍動感のある作品に仕上がりました。シャッターチャンスを逃さない集中力に脱帽です。(塩田)
「尾瀬で秋を撮る」、楽しんでいただけたようです。次回の山岳写真教室も是非ご参加下さい。