トレイルランニングにも読図力は必要?
トレイルランナーも遭難や事故などを防ぐために基礎から読図力を身につける方が年々増えてきています。経験から地図やコンパスを持っていればなんとかなるなんて考えていても、いざ使おうと思ったら『??』ということに。
これから山を思いっきり楽しむのであれば、読図は身につけるべき技術だと考えているのです。
※写真は2018年のハセツネ安全講習会での読図講習の様子
トレイルランニングは移動スピードも速いのでより道迷いを起こす可能性も高いですし、地図が読めるようになると「ここは傾斜がきつそう」「これは気持ち良い下り斜面みたいだ」とフィールドに入る前のプランニングが俄然楽しくなってきます。
基礎的な地図の見方からコンパスの実践的な使い方まで机上講習と実技講習を通して身につけておけば、近年参加者も増えてきたナビゲーション力+トレイルランニング力を求められる山岳レースなどへ将来参加することも可能。これらに出場することを考えている方には必須の技術です。
東京都山岳連盟主催の「読図・ナビゲーション実技講習会」は3年間で6回、6コースを1クールとして読図力を養います。1回のみの参加も可能。12月9日の実技講習は日本山岳耐久レースのコースの一部を使って行われますので、この機会にぜひ受講してみては。
※写真は2018年のハセツネ安全講習会での読図講習の様子