トップランナーと共に(ハセツネ安全走行講習会)

安全走行講習会の4回目が7月に開催されました。

テーマは「安全走行テクニック」

特別講師として、ハセツネCUP優勝経験のある奥宮俊祐氏と北島良子氏をお招きして、ハセツネ30Kの会場でもある秋川渓谷リバーティオで初開催。 先ずは、北島選手による準備体操からスタート。いつも明るく元気な北島選手の掛け声により雨天で気分も沈みがちだった講習生の気分も一新!皆んなもテンションアップして会場を出発、講習場所をトレイルに移動しました。

北島講師による入念な準備体操

今回は現役選手で且つ、ハセツネCUPの男女それぞれの総合優勝経験者である お二人の講習を1日で体験できる非常に贅沢な講習。

走力別に2グループに分け、ハセツネCUPのレースコース上でポイント毎に上り下りのテクニック、ランニングの姿勢、ピッチの刻み方、上下動を抑えた走り方等、見本を示しながらの講習となりました。

奥宮講師による走行テクニック指導に注目する講習生たち

今回は講習に先立ち、「登山計画書の作成」を宿題とし、朝の受付時に下記のような課題に基づいた計画書を提出していただきました。

目的の山域山名は「今熊山、市道山」

想定内容:日帰りの単独走 で自身の走力で想定されるタイムスケジュールで作成。

条件:体調や気象変化に備えてのエスケープルートを1つ以上記入

緊急連絡先や保険、ココヘリIDなどの遭難対策情報を記入

装備・食糧計画、装備などは何をもって山に入った第3者に分かるように記入

各個人の工夫された計画書を見て、安走会講習生の意識の高さ感じられ大変うれしく思いました。

入山峠にて記念撮影

提出して頂いた「模擬の登山計画書」は山岳コーチ(旧:山岳指導員)が赤ペン添削して後日個々に返却しました。

次回はいよいよグループで行う夜間走です。

特別講師の奥宮俊祐氏(右)と北島良子氏(左)、中央は坂上安走会実行委員長