グループで行動するということを学ぶ(ハセツネ安全走行講習会)
安全走行講習会第5回目を開催いたしました。
これまでの座学で学んできたことを実践していくという応用編ともなるグループ行動実習になりました。
トレイルランニング にも必要な登山計画
トレイルランナーにも習慣化して欲しい登山計画。予め課題としてグループ内で歩行時間や食料計画などについて話し合って作成していただきました。
1日あたりの移動距離の多いトレイルランニング だからこそ登山届けの提出は習慣化していきたいですね。
スキルアップを目指す「読図」
指定されたコースでは、ポイント地点ごとに地図読みの課題が与えられているので回答しながら進んでいきます。回答にあたってはグループ内でも意見が分かれる場面もみられますが、みんなで学習した知識を総動員してクリアしていきます。
ハセツネCUPの第2関門である「月夜見第2駐車場」へ到着するとロープの結束方法の課題が正しく出来るかを確認されます。「出来た!」「あれっあれっ」などの声が聞こえてきます。
日頃の練習の成果が試されます。
繰り返して身につける
山の中も暗闇と化す時間に目的地に無事到着しやっと長い1日が終わりました。
計画通りに行動できなかった部分もありましたが、これもグループ行動における「学び」でもあり皆んなでする反省会は夜遅くまで続きました。
翌日になると「読図実習」の復習を講師から丁寧に解説。課題を振り返ることで、より学習効果を高めてもらいます。私からは「選手マーシャルの心得」についてのお話をさせて頂きました。
一気に走り抜けた二日間、講習生もスタッフ共にお疲れ様でした。
ハセツネ安全走行講習会 実行委員長 坂上明子